速読法 speed-reading 2004 9 20

今日(9月20日)の日本経済新聞には、このような記事がありました。
「速読の秘密」
「文字→音声 変換省く」
「人の10倍から100倍のペースで文章を読む訓練を受けた人は、
頭の中で、文字を音声に変換する処理を省いているらしい」

 私は、速読の訓練など受けていませんが、実は、私も、そうです。
2行から3行を、いっぺんに読んでしまいます。
あるいは、5行から6行を、同時に読み込んでしまいます。
 これでは、音読は不可能です。
この感覚は、1行1行読むというより、写真に撮るという感覚に近いかもしれない。
 しかし、これは、特殊な能力には思えません。
そもそも、目で見える視野は広く、1行だけでなく、前後の数行も見えているはずです。
だから、2行から3行を、いっぺんに読むというか、見てしまうのは、自然です。
目の視野を、1行に固定するのは、不自然だと思っています。
 こういう能力は特殊ではないという考え方に、まだ異論があるとすれば、
もうひとつ、参考例を示しましょう。
大きな駅に、誰かを迎えに行った時、大勢の人が駅から出てきても、
すぐに、群衆の中から、目的の人を発見できるはずです。
 こうした能力は、多くの人が持っていますが、
コンピューターには、こうしたことはできないでしょう。
 このように、人間の認識能力には、数多くの不思議が存在しますが、
おそらく、これは、いくら人間の脳を分析しても解決にならないかもしれません。
 脳とは、パソコンのようなものでしょう。
パソコンがあって、それを使う人がいるということです。
つまり、脳があって、それを上手に使いこなしている存在があるということです。
人間の脳とは、計算機や記憶の倉庫のようなもので、道具です。
 こういう表現をすると、わかりにくいかもしれません。
別の言い方をすると、
人間には、肉体と魂という二つの存在があって、
その二つが調和し、協調しながら、存在しているということです。
そして、魂が主で、肉体は従という関係になっていて、
魂の中核部分は、脳にはないということです。













































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